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森林植生図
 
 
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*注: |
森林植生図はそれぞれの州が独自に
作成したものをCOFIが合成しました。 |
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カナダのブリティッシュ・コロンビア州(Province of British Columbia)州とアルバータ州(Province of Alberta)は、カナダ西部を南北に縦貫するカナディアン・ロッキーをはさんで位置し、その緯度は日本最北端の宗谷岬より高緯度の北緯49度から北緯60度となっています。
このような高緯度地域にもかかわらず、冬季降水型の気象環境から春夏期には樹木の成長に適した日照時間と豊富な雪解け水に恵まれており、この地域には世界有数の亜寒帯針葉樹林帯が分布しています。また、太平洋岸沿岸部は西岸を北上する暖流の影響を受け、冬季の気候が比較温暖となるため、温帯針葉樹林が生育しています。
右図はBC州とアルバータ州の森林管理局がそれぞれ作成している森林の植生図ですが、BC州の太平洋岸地域にはヘムロック、ダグラスファーといった温帯針葉樹林が生育しており、この地域をコースト地域と呼称します。また、このコースト地域以東の地域をインテリア地域とよび、カナディアンロッキーを越えてアルバータ州にいたる地域はホワイトスプルースやロッジポールパインなどの亜寒帯針葉樹林が広がっています。
Interior(内陸)地域を代表する樹種はSPF(Spruce Pine Fir)という樹種群として呼称されますが、このSPFを構成する樹種には
White Spruce(学名) Picea glaucaマツ科トウヒ属
Engelmann Spruce(学名) Picea engelmanniiマツ科トウヒ属
Lodgepole Pine(学名) Pinus contortaマツ科マツ属
Alpine Fir(学名) Abies lasiocarpaマツ科モミ属
などがあります。
またCoast(沿岸)地域を代表する樹種には下記のような樹種があります。
Yellow Cedar(学名) Chamaecyparis nootkatensisヒノキ科ヒノキ属
Western Red Cedar (学名) Thuja plicata ヒノキ科ネズコ属
Douglas Fir(学名) Pseudotsuga menziesiiマツ科トガサワラ属

Amabilis Fir(学名) Abies amabilisマツ科モミ属
Pacific Coast Hemlock(学名) Tsuga heterophylla マツ科ツガ属
Sitka Spruce(学名) Picea sitchensis マツ科トウヒ属


カナダの森林の所有形態は概して州有林の比率が高いものとなっていますが、とくに西部2州の所有形態はその傾向が極めて高くなっています。British Columbia州の面積は9,480万haで、うち州有林は8,070万haを占め、州内森林面積の95%をカバーしています。またAlberta州においては州面積6,610万haのうち3,500万haが州有林で占められ、これは州森林面積の89%に相当しています。
このように州有林の占める比率が極めて高いことは、世界中の森林・木材生産国に先駆けてカナダが保続生産体制を確立し得た最大の背景と言えます。州有林の比率が高いことは森林管理体制を一元化するのに極めて有効で、州政府が森林の保続に対して明確な方針を打ち出せば、生産と保続という経済活動の中で相括抗する事象を両立する事が可能であるという事を実証しました。
British Columbia州の成熟林蓄積量は85億m3、Alberta州で20億m3に及んでいます。しかし、このような膨大な資源蓄積も無秩序に伐採しては長期安定的な木材資源の供給は実現出来ません。カナダにおける森林はいずれの州においても社会・環境・経済の基盤として重要な位置を占めており、カナダでは早くから保続生産計画(Sustained Yield System)と呼ばれる長期継続的な森林経営計画によって森林の管理運営がなされてきました。



ざまな樹種によって構成されているカナダ西部2州の森林には構造用材として優れた強度性能を発揮し、かつ美しさ、耐久性、加工性の高さなど、多彩な用途に適した特長を備えた樹種が成育しています。
COFI傘下の林産企業はそれぞれの特長を見極め需要形態に応じて、構造用、造作用あるいは化粧仕上げ用などの幅広い製材品を供給しています。
需要先の仕様をまず第一に考える−"Market Oriented"の姿勢を端的に現している例として、COFIは他国に先駆けて1991年に日本農林規格(JAS)の製材等に関して指定外国検査機関(FTO)の資格を取得し、カナダ国内でJAS製品の生産を開始しました。さらに1996年には建設省によりカナダでの製材品格付け規則であるNLGA(National Lumber Grades Authority)ルールに基づいて格付けされた枠組壁工法構造用製材が日本でもそのまま使用できるようになりました。2001年にはFTOにかわる組織である登録外国認定機関(RFCO)を、これまた海外の中で最初に取得し、現状に至っています。これらの動きはカナダの品質管理が輸出国市場の中で高い評価を受けた事の証左と言えます。
なお最近では従来の製材品の形態にとどまらず、集成材あるいはそのラミナ、プレハブ部材等についても供給の伸びが著しくなっています。求められる品質をより安定的に供給する− これがCOFIメンバーの供給姿勢です。


COFIの合板工場では住宅や木造建築から農業・商工業分野まで多用な用途に適したDFP(Douglas Fir Plywood)と CSP(Canadian Softwood Plywood)を生産しています。
このDFP, CSPはともに強度性能に優れた針葉樹単板と完全耐水性の接着剤によって製造されており、高温多湿の苛酷な条件下にも耐える接着性能が保証されています。
品質等級や厚さに応じ、サンダー仕上げやオーバーレイ加工の物を選択することも可能で、かつ施工性に優れたCOFI-ROOF, COFI-FLOORなど用途に応じた製品開発も行われ、より商品選択の幅が広がってきました。
COFIは長年の品質管理実績が日本でも認められ1986年には林産物JASとしては初めて構造用合板の指定外国検査機関(FTO)の指定を受け、2001年にはFTOにかわるRFCO(登録外国認定機関)の認定を受け、JASマークが一枚ごとに押印されたDFPあるいはCSPの針葉樹合板が構造用合板として国内いたる所の建築現場で広く使用される状況となっています。
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